2月24日午前、ソウル市江南区の恩馬マンションで、火災原因を調べるため合同鑑識に入る警察と消防の関係者(c)news1
2月24日午前、ソウル市江南区の恩馬マンションで、火災原因を調べるため合同鑑識に入る警察と消防の関係者(c)news1

【07月21日 KOREA WAVE】女子高校生1人が死亡し、3人が負傷したソウル市江南区大峙洞の恩馬マンション火災を巡り、内装工事の際に無資格で実施された電気工事が出火原因となった可能性が浮上した。

江南消防署は、2月24日に発生した火災について167ページの調査報告書をまとめ、出火原因を不明と結論付けた。火元となった部屋の内部が全焼し、出火に至った因果関係の特定が困難だったためだ。

一方、調査当局は、内装工事中の業者の不注意で火災が発生した可能性を排除できないと指摘した。

火災が起きた部屋では、1月15日から約1カ月間、暖房や水道、配管などの内装工事が実施されていた。仲介業者が家主に紹介した内装業者は、キッチンを小部屋まで拡張する工事を進めていた。

消防の調査では、業者が電気設備技術基準に違反した疑いが確認された。報告書によると、業者はキッチン照明の位置を変更するため、配線を約1.2メートル延長した際、既存の電線と新しい電線をねじり合わせ、テープを巻いて接続していた。

専用コネクターや圧着端子を使わず、銅線をねじってテープで固定する方法は、発熱を引き起こす可能性がある。実際の出火場所は、問題の配線があったキッチン天井裏の空間と推定された。天井内の配管に不燃性の保護材が使われていなかったことも確認された。

消防は、断線部分に複数の熱による痕跡があり、局所的に電気抵抗が高まって発熱した可能性を排除できないと説明した。ねじって接続した部分の接触不良で抵抗熱が増え、発熱や絶縁破壊を経て出火した可能性もあるとしている。

工事を担当した作業員2人は、電気関連の資格や免許を持っていなかった。電気設備や配線の工事にはマンション管理事務所の同意が必要だが、業者は配線工事を届け出ていなかった。

業者の代表は調査に対し、「電気工事については誤って記載しなかったようだ」と話した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News