【7月21日 AFP】サッカーW杯(ワールドカップ)北中米大会決勝でアルゼンチンを破って優勝したスペイン代表チームは20日、歓喜に沸く推定200万人の群衆を前に首都マドリード市内をオープンバスで凱旋パレードした。

照りつける太陽の下で行われたパレードは首相府のモンクロア宮殿からスタートし、赤と黄色のユニフォームを着た大勢のファンが集結した市内中心部を通り、ステージが設置されたシベレス広場に到着した。

会場では「We are champions(俺たちがチャンピオンだ)」と書かれたシャツを着た選手たちとルイス・デ・ラ・フエンテ監督が、一人ずつファンに紹介された。

ポップ界のスーパースター、シャキーラもチームと観客に向けたビデオメッセージを用意し、「(スペインは)一つの心と一つの思いで団結することを世界に見せてくれた」と語った。

デ・ラ・フエンテ監督も代表選手たちを「世界最高」と称賛し、「団結すれば私たちはもっと強くなれる」ということを忘れないでほしいとファンに語り掛けた。

決勝戦でスペインが延長戦の末にアルゼンチンを1-0で破り王者に輝いた時と同じように、ロドリが再びトロフィーを掲げ、選手とスタッフは記念写真に納まった。

米国からマドリードへ飛んで帰国した選手たちは、パレードに先立ち、国王フェリペ6世と王室メンバーに謁見し、続いてスペインのペドロ・サンチェス首相を表敬訪問した。

国王は「頭脳と情熱を融合させ、勇気と回復力、そして闘志を示してくれました」と選手らを称えた。サンチェス首相は、「W杯決勝でのスペインの戦績は『2戦2勝』」とした上で、「特にスペインがホスト国となる2030年に、3度目の優勝を夢見てもいいのではないでしょうか?」と述べた。

パレードの最中、選手たちは輝くW杯のトロフィーを回し合い、バルコニーに並ぶ人々やバス停の屋根の上に登った人々を含む無数のサポーターたちに向かって手を振った。

オープンバスには「世界王者」という文字が掲げられ、集まったファンも「チャンピオン」と連呼した。(c)AFP