【7月21日 AFP】男子ゴルフのメジャー最終戦、全英オープンに参戦したブライソン・デシャンボー(米国)が、ルールを巡る論争を解決するために、ドナルド・トランプ米大統領に電話すると示唆していたと報じられている。

デシャンボーは17日、ロイヤル・バークデール・ゴルフクラブの5番ホールで、長い草を平らにしてスイングエリアを改善したとして、2打のペナルティを受けた。

この裁定を巡る長時間にわたる関係者との議論の中で、デシャンボーはトランプ氏に連絡する意向を示唆したとみられている。

メジャー大会で2度の優勝経験を持つデシャンボーはトランプ氏と交友関係があり、一緒にゴルフをしたり、5月にはホワイトハウスを訪問したりしている。

トランプ氏はサッカーW杯(ワールドカップ)北中米大会で、退場処分を受けた米国代表FWフォラリン・バログンが決勝トーナメント1回戦のベルギー戦に出場できるよう、国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長に電話をかけ、出場停止処分見直しを求めた。FIFAは、同選手の出場停止処分を1年間猶予すると発表した。

デシャンボーも同様の介入を期待していたとみられるが、今回はトランプ氏が関与することはなかったようだ。

デシャンボーがトランプ氏と個人的に連絡を取ったかどうかは不明だが、主催するロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフ・クラブ(R&A)のマーク・ダーボン最高経営責任者(CEO)は18日、BBCスポーツによる取材でトランプ氏から連絡があったかどうか尋ねられ、「トランプ大統領からの電話は受けていない」と返答。「どの選手に影響があったとしても、ルールの観点からは明確な決定だ」と裁定の正当性を主張した。

大会を14位で終えたデシャンボーは19日、待ち構えていたメディアへのコメントを拒否。

「控えめに言っても、今週は浮き沈みの激しい一週間だった。それでも、最後まで踏ん張って戦い抜けたことを誇りに思う」とデシャンボーはインスタグラムに投稿した。「支えてくれたすべての皆さんに感謝します。ここからまた前を向いて、さらに上を目指します。素晴らしい勝利を収めたライアン・フォックス、おめでとう!」(c)AFP