韓国の競走馬も「夏休み」へ、猛暑対策に水泳やスイカ
このニュースをシェア
【07月20日 KOREA WAVE】韓国で猛暑が本格化する中、競走馬も「夏休み」に入る。業界によると、韓国馬事会は酷暑期の競走馬の体力的な負担を減らすため、競馬場を休場し、冷房設備や特別食を活用した暑さ対策に取り組む。夏は競走馬が暑さを乗り切れるよう、健康状態や生活環境の管理を一段と強化する。
馬は体温の変化に敏感で、高温多湿の環境では水分や体力を急速に失う可能性がある。このため運動直後には脚を氷で冷やしたり、冷水シャワーで体の熱を下げたりする。特に太い血管が通る首や脚の内側を重点的に冷やし、アイスパックや石こうパックも使って疲労回復やけがの予防につなげる。
馬が過ごす馬房では、大型扇風機や換気設備を稼働させ、内部の熱気と湿度を下げる。猛暑と梅雨が重なる時期には、湿気による皮膚疾患や呼吸器疾患にも注意を払う。水分と栄養を補うため、競走馬には十分な水を与えるほか、汗で失った電解質を補給するための塩やミネラルブロックも用意する。
韓国で夏の滋養食として親しまれている高麗人参やウナギ、若葉大麦のほか、スイカなどの甘く冷たいおやつも与えられる。
暑いからといって運動を休ませるわけにはいかない。運動不足になると筋力や心肺機能が低下し、体重が増える恐れがあるためだ。屋外でのトレーニングが馬の負担になる場合、馬事会は水泳を代替メニューとして活用する。
水泳は運動強度が高く、心拍数を上げて深い呼吸を促すため、競走馬の心肺機能向上に役立つ。
気分転換の効果も大きい。暑さで疲れた馬が冷たい水の中を自由に泳ぐことで、体温を下げるとともに心理的なストレスも軽減できるという。
ソウル、釜山・慶南、済州の全国3競馬場は7月31日から8月2日まで一斉に休場する。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News