韓国コスダック、1カ月で23%急落…世界の主要株価指数で最大の下落率
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【07月20日 KOREA WAVE】韓国の新興企業向け株式市場コスダックが7月16日時点で、直近1カ月に23.27%下落し、世界の主要株価指数で最大の下落率を記録した。半導体の大型株に資金が集中し、中小型株を中心とするコスダックへの投資心理が冷え込んだためだ。
投資情報サイト「インベスティング・ドットコム」によると、コスダックは6月18日に1000.93で取引を終えた後、約1カ月にわたって下落を続け、800を割り込んだ。7月14日には一時749.76まで下がり、約1年ぶりの安値を付けた。
時価総額上位の銘柄も軒並み値を下げた。アルテオジェン、エコプロBM、レインボーロボティクスは20%以上下落し、ジュソン・エンジニアリングも6%以上下がった。この期間に値上がりした銘柄は592にとどまったのに対し、値下がりした銘柄は1147と約2倍に上った。
低迷の背景には、2025年下半期から続く半導体大型株の上昇がある。利益成長への期待から資金が大型株に集中し、中小型株が中心のコスダックへの関心が相対的に薄れた。
サムスン電子とSKハイニックスを原資産とする単一銘柄型のレバレッジ上場投資信託(ETF)が発売されて以降、大型株への資金集中はさらに強まった。コスダックへの資金流入が減り、指数は60日移動平均線と120日移動平均線を相次いで下回った。
一方、韓国の証券業界では、今回の急落は企業の基礎的な収益力の悪化ではなく、テクニカル面や需給面の衝撃によるものだとして、反発する可能性があるとの見方が出ている。
半導体の素材や部品、製造装置を手がける企業の業績改善への期待が指数の下値を支え、需給不安が和らげば、韓国総合株価指数(KOSPI)を上回る上昇率となる可能性もあるという。
政府は2025年12月、技術特例上場の拡大や不振企業の退出促進、機関投資家が参入しやすい環境の整備を盛り込んだ総合対策を発表した。2026年には、年金基金の評価指標にコスダックを5%反映し、国民成長ファンドにコスダックファンドを新設する方針を示している。
ユアンタ証券のイ・ジェウォン研究員は、政府の政策で資金の偏りが和らげば、中小型成長株への買いが増えると分析した。その上で、下落幅が大きく、1株当たり利益(EPS)の見通しが引き上げられた銘柄には「底値買いの機会が開かれている」と述べた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News