メッシ夢破れ涙、決勝でスペインに惨敗 最後のW杯か
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【7月20日 AFP】サッカーアルゼンチン代表のリオネル・メッシ(39)は、19日に行われたW杯(ワールドカップ)北中米大会決勝で再び優勝を果たすことにより、「史上最高の選手」は誰かを巡る論争に終始を打てるはずだったが、スペインに0-1で敗れ涙をのんだ。
メッシは今大会で計8ゴールを挙げたほか、準決勝のイングランド戦では終盤の劇的な逆転劇の中で2アシストを記録するなどし、前回覇者であるアルゼンチンをけん引して再び決勝へと導いた。
しかし、2022年カタール大会でチームを優勝に導いてから4年、再びトロフィーを掲げるという希望ははかない夢に終わった。
決勝はメッシの存在感がないまま過ぎ去った。試合終了後、スペインの選手たちがピッチ上で歓喜に沸く中、メッシは目に涙を浮かべながら準優勝のメダルを受け取るため、足取り重く歩いていった。
メッシは1度目の優勝により、1986年メキシコ大会でアルゼンチンを栄光へと導いたディエゴ・マラドーナに肩を並べることができた。しかし今回、メッシは別の意味で伝説的な先人に倣うことになってしまった。マラドーナ率いるアルゼンチンは、前回覇者として臨んだ1990年イタリア大会で再び決勝に進出したものの、西ドイツに対して退場者を2人出して0-1で敗れた。
今大会のアルゼンチンも後半アディショナルタイムにエンソ・フェルナンデスが退場処分を受け、手も足も出ないままフェラン・トーレスに決勝点を許した。
メッシのボールタッチ数はわずか54回にとどまり、ほぼ半数は延長戦でのものだった。
1962年チリ大会のブラジル以来となる連覇を逃したメッシだが、それでも歴史的な一日であることには変わりない。3度のW杯決勝出場は、元ブラジル代表のカフーに続いて史上2人目の記録だ。ペレはW杯で3度優勝しているが、けがのため1962年の決勝には出場していない。
もし、今でもメッシに懐疑的な見方をする者がいるとすれば、メッシが2014年ブラジル大会での敗北に続き、決勝で2度敗れたという点を指摘するかもしれない。
2030年には43歳になることを考えれば、これがW杯キャリアの幕引きとなるのは間違いないだろう。(c)AFP/Andy SCOTT