「教室に入るのが怖い」教諭4000人が黒服で悲痛な訴え…韓国で『モンスターペアレント』に抗議する大規模集会
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【07月19日 KOREA WAVE】ソウルで保護者からの過度な苦情に悩まされた小学校教諭が亡くなった問題から、18日で3年を迎えた。前日の17日、韓国各地から集まった教諭ら約4000人(警察推計)がソウル中心部で黒い服を着て大規模な集会を開き、正当な生徒指導を保障するよう法改正を求めた。現場の教諭らは「悪意のある通報を恐れ、教室に入るのが怖い」と悲痛な訴えを上げている。
教諭団体などで構成する「全国教員一同」は、政府ソウル庁舎前で抗議活動を展開。現行の児童福祉法にある「情緒的虐待」の条項が悪用され、正当な教育活動であっても保護者から一度通報されれば即座に捜査対象となる現状を批判した。小学校教員労働組合のカン・ソクチョ委員長は「一度告訴されれば犯罪者扱いにされる構造を断ち切らなければ、どのような対策もむなしい」と是正を迫った。
集会では、過酷な教育現場の実態が次々と証言された。釜山で24年間勤務するベテラン教諭は、過激な生徒指導現場を描いた人気ドラマを引き合いに「ドラマの方がむしろ穏やかに描かれていると感じるほどの現実。定年を前に教室に入るのが怖くなった」と吐露。慶尚北道の若手教諭は、校内暴力を起こした児童をルール通りに調査しただけで、保護者から「子どもが恐怖を感じた。児童虐待で通報する」と脅された経験を明かした。
韓国では教員の権利(教権)を守る法整備が進められてきたが、現場からは「無分別な通報が続き、教育活動を自主制限せざるを得ない」との声が根強い。参加者は声明で、児童福祉法の即時改正や、悪意のある告発への処罰などを教育省に強く求めた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News