「生きたまま腹を裂いた」韓国・地獄の犬繁殖場に実刑判決…闇深き「ブリーディング」投資
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韓国・京畿道華城(キョンギド・ファソン)市の犬繁殖場で、商品価値を高めるために妊娠中の犬を生きたまま切開して死なせるなどの虐待を繰り返したとして、動物保護法違反などの罪に問われた繁殖場代表の男らの一審判決が15日、水原地裁であった。地裁は「極めて残酷な方法で犯行に及び、違法性と非難の程度は極めて高い」として、代表の男に懲役1年6月、罰金300万ウォン(約33万円)、共同運営者の女に懲役1年2月を言い渡し、いずれも法廷で拘束した。
判決などによると、一味は2023年6〜7月、高値で売れる子犬を取り出すため、生きている妊娠中の母犬の腹部を切開して死なせたほか、売り物にならないと判断した老犬15匹に筋弛緩剤を投与して殺害した。さらに、2020〜23年にかけて獣医師免許がないにもかかわらず、犬に抗生物質を投与するなどの無資格診療をした。
この繁殖場は2013年から親族を中心とした閉鎖的な体制で運営されていた。本来は約400匹の飼育許可だったが、約1400匹まで急増。約1坪ほどの狭いスペースに15匹を詰め込み、ケージを3段に積み重ねて飼育する劣悪な環境だった。医療費を削るため無免許で注射を繰り返し、死んだ犬は敷地内の冷凍庫に保管したり裏山に不法投棄したりしていた。
また、投資家から1億ウォン(約1100万円)を募って母犬20匹を割り当て、生まれた子犬の販売益を配当する「ブリーディング契約」と呼ばれる投資ビジネスも展開。「1年半で元本回収できる」と勧誘していたが、母犬が病死しても投資金は返還しなかった。
裁判で被告側は「切開した時点で母犬はすでに死んでおり、子犬を救うための正当な行為だった」と無罪を主張した。しかし地裁は「切開時に母犬が生きていたことは明らかで、動物病院に運ばずその場で腹部を切る行為は社会通念上許されない」と退け、一連の行為を生命軽視の動物虐待と厳しく断罪した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News