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【07月18日 KOREA WAVE】韓国政府が掲げる「潜在成長率3%、輸出世界4位、1人当たり国民総所得(GNI)5万ドル(約790万円)」の「3・4・5構想」を巡り、輸出4位は現実味がある一方、潜在成長率3%の達成は難しいとの見方が出ている。

企画財政省は「2026年下半期経済成長戦略」で、2026年の実質国内総生産(GDP)成長率見通しを従来の2.0%から3.0%へ引き上げた。半導体好況による輸出増加や企業投資の拡大を主な理由に挙げた。

政府は半導体、人工知能(AI)データセンター、フィジカルAIの3大事業に大規模投資を呼び込み、ロボット、自動車、防衛、宇宙などへ生産性向上を広げる構想だ。ただし、潜在成長率3%の具体的な達成時期は示していない。

専門家は、半導体好況による年間成長率3%と、経済の基礎体力を示す潜在成長率3%は分けて考える必要があると指摘する。潜在成長率を高めるには、労働、資本、全要素生産性の長期的な改善が必要だが、生産年齢人口は減少している。

現在の潜在成長率は1%台半ばと推定されている。専門家からは、AIや半導体投資だけで3%まで引き上げるのは困難で、規制改革や市場競争の促進も必要との意見が出た。一方、低下傾向を止め、上昇に転じるだけでも大きな成果との評価もある。

1人当たりGNIは2025年の3万6850ドル(約582万円)から、2026年には4万ドル(約632万円)前後に近づくと政府は予想している。ただし、ウォン安が進めば、国内所得が増えてもドル換算額は伸びにくい。半導体価格の上昇もGNIを左右する。

輸出世界4位は3目標の中で最も実現可能性が高い。2026年1~4月の韓国の輸出額は3066億ドル(約48兆4000億円)で、中国、米国、ドイツ、オランダに次ぐ世界5位となった。4位のオランダとの差は369億ドル(約5兆8300億円)だった。

専門家は、半導体好況と世界的なAI投資が続けば輸出4位とGNI5万ドルの達成可能性は高まる一方、需要が鈍化すれば3目標すべてが揺らぐとみている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News