【7月17日 AFP】中国が米国の選挙データを侵害したと米国のドナルド・トランプ大統領が発言したことを受け、中国政府は17日、同大統領が「捏造(ねつぞう)」を行っていると非難した。

トランプ氏は16日のホワイトハウスでの演説で、米国の選挙制度が危険にさらされていると述べ、共和党内でも法案への支持がほとんどないにもかかわらず、議員らに対して投票に関する新たな規制を採択するよう促した。

さらにトランプ氏は、中国が2億2000万件の有権者ファイルを不法に取得したことを示すとされる機密情報を開示するつもりであるとも述べた。

中国外務省の林剣報道官は記者会見で、トランプ氏の今回の主張について問われると、「米国側による関連した主張は純粋な捏造であり、悪意ある中傷であり、根拠のない発言であることがすでに証明されている」と述べた。

「中国は米国の選挙に関心はなく、介入したことも一度もない」と林氏は語り、「他国の内政に日常的に干渉しているのが誰であるかは、国際社会が極めて明確に認識している」と続けた。

2020年の大統領選が「仕組まれたもの」だったというトランプ氏の主張は、一度も立証されていない。

トランプ氏とその同盟者による60件以上の訴訟では、大統領選の結果を変えるような不正を立証する判決は下されず、再集計や監査、およびトランプ政権の司法省の調査でも不正を発見できなかった。(c)AFP