韓国・済州島で開幕した「スタジオジブリ展 in 済州」に展示された「となりのトトロ」のネコバス(c)news1
韓国・済州島で開幕した「スタジオジブリ展 in 済州」に展示された「となりのトトロ」のネコバス(c)news1

【07月17日 KOREA WAVE】世界のアニメーションファンに愛されるスタジオジブリの作品世界を再現した「スタジオジブリ展 in 済州」が、韓国・済州島の済州童話村一帯で開幕した。

大元メディアが主催する。会場は約3100平方メートルの規模で、ジブリ作品の登場人物や名場面を立体的に再現している。

11日の開幕式では歌手ソン・シギョンが司会と祝賀公演を担当した。宮崎駿監督と約40年間にわたって作品を手がけてきたプロデューサーの鈴木敏夫氏も出席した。

鈴木氏は「自然の美しさを残す済州島で、スタジオジブリの作品を紹介できてうれしい。韓国の観覧客にも、人間と自然の共存を目指すジブリの世界観に共感してもらいたい」と語った。

会場のロビーでは「千と千尋の神隠し」のカオナシが来場者を迎える。展示エリアには「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「耳をすませば」「君たちはどう生きるか」などの登場人物や場面が並ぶ。

「天空の城ラピュタ」のエリアには、高さ約5メートルの巨大な空中庭園の造形物を設置した。「となりのトトロ」の展示では、行き先を「JEJU」に設定したネコバスに実際に座ったり、触れたりできる。

このほか、「ハウルの動く城」の城や「千と千尋の神隠し」の不思議な町と油屋、「もののけ姫」の森なども再現した。屋外へ続く通路には、森の中に隠れるようにコダマの造形物が置かれている。

会場には「魔女の宅急便」をテーマにしたコリコカフェや、公式グッズショップ「どんぐりの森」も設けられた。

今回の展示は、首都圏に集中してきた大規模なキャラクター展示を済州島で開催する点でも注目されている。人間と自然の共存や環境保護を描いてきたジブリ作品を、済州島の自然の中で体験できる構成となっている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News