中国EV大手、ドイツの自動車工場で生産検討と明かす
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【7月17日 AFP】中国の電気自動車(EV)大手、小鵬汽車の最高経営責任者(CEO)何小鵬氏は16日、欧州への事業拡大を計画する中で、苦境に立たされているドイツの自動車大手が運営する稼働率の低い工場への進出を検討していると明らかにした。
何氏は独ミュンヘンで「欧州では、多くの国が数多くの工場を誘致する可能性がある。もちろん、その大半はなおドイツにある」と、記者団に語った。
ドイツの自動車メーカー各社は、EVの収益性の低さ、米国による関税、そして中国との激しい競争といった課題に直面し、多大なコストと対立を招く工場閉鎖を避けるため、余剰生産能力を有効活用する方法を模索してきた。
独大手フォルクスワーゲンのオリバー・ブルーメCEOは、大規模な人員削減を見据えて国内の4工場が閉鎖に追い込まれる可能性があると13日に従業員へ伝えたばかりだが、4月の時点ですでに、欧州にある同社の工場で中国の提携パートナー向けの車両を製造する可能性を浮かび上がらせていた。
フォルクスワーゲンは小鵬汽車に4.99%出資しており、中国国内では現地市場向けの車両開発で同社と協業している。
欧州現地での生産(ローカライズ)は、中国の自動車メーカーが欧州連合(EU)による自国製電気自動車への関税を回避するのに役立つ可能性がある。
何氏は、欧州における新たな協業の可能性についての協議はまだ初期段階にあることを強調。「フォルクスワーゲンを含め、多くの企業と共同で取り組んでいけることをうれしく思う」と述べた。
「将来的には欧州に一つだけでなく、複数の異なる工場を展開し、さらに自動車やロボット開発に向けた多様な研究開発の機会を設け、あらゆる種類の業務を網羅したいと考えている」(c)AFP