【7月17日 AFP】ホルムズ海峡を巡って新たに中東での戦争が再燃する中、16日に米国とイランが攻撃の応酬を繰り広げた。

米中央軍(CENTCOM)は同日夜、「イランの軍事能力をさらに低下させる」ために新たなに一連の空爆を実施していると発表。これは米軍による6日連続の攻撃となる。

イランの国営テレビは、「米国の敵による侵略の継続」として、イランで唯一の民間人向け原子力発電所があるブシェール市での2回の爆発と、沿岸のバンダルアッバスでの原因不明の一連の爆発を伝えた。

国営イラン通信(IRNA)も、「アフワーズ周辺の地域に対する敵の米国による攻撃」があったと伝えた。

イラン側はこれに先立ち、ドナルド・トランプ米大統領がイランの発電所や橋を攻撃するという脅しを実行に移した場合、中東全域のインフラを標的にすると警告していた。ただし、ホワイトハウスは同大統領が「外交に対して常にオープン」であると述べていた。

一方でイラン革命防衛隊(IRGC)はこの日、アフワーズ近くのがん小児病院付近に対する米国の攻撃とされるものへの報復として、ヨルダンにある米空軍基地を弾道ミサイルで攻撃したと発表した。

イラン軍の報道官は米国に対し、中東からの撤退を求め、「われわれはホルムズ海峡を巡って決して屈することはない」と国営テレビが伝えた。(c)AFP