飲酒運転者に“赤いナンバープレート”は効果あり?…韓国・ネットで再燃する待望論と専門家が危惧する「抜け穴」
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【07月17日 KOREA WAVE】韓国で、常習的に飲酒運転をした人の車に通常とは異なる赤いナンバープレートを付け、再犯を防ぐべきだとの主張がオンライン上で再び広がっている。ただ、専門家は制度の実効性や導入可能性に疑問を示している。
最近、オンラインコミュニティーには、常習飲酒運転者の車に赤いナンバープレートを付けるよう求める投稿が相次いだ。自動車関連コミュニティー「ボベドリーム」の投稿は3万6000回閲覧され、666件の推薦を集めた。同日に別のコミュニティー「インベン」に掲載された同様の投稿も2万2000回閲覧された。
赤いナンバープレートを求める声は以前から繰り返し話題になっている。2025年10月にインスタグラムへ投稿された賛否を問う書き込みには360件を超えるコメントが付き、2026年2月にXへ掲載された投稿は約92万回閲覧され、約2万4000件の「いいね」を集めた。
ネット上では、赤いナンバープレートによって警戒心を高めるべきだとの意見が目立った。免許の永久取り消しなど、さらに厳しい処罰を求める声も上がった。
韓国国民権益委員会が2023年に公表した飲酒運転防止対策に関する調査では、回答者5334人のうち5211人、97.7%が「飲酒運転を防ぐため、より強力で綿密な追加対策が必要だ」と答えた。
ただし、SNSで広がっている「国民の97%が赤いナンバープレートに賛成した」との表現は正確ではない。この数字は飲酒運転対策全般の強化を支持した割合であり、赤いナンバープレートそのものへの賛成率ではないためだ。
同じ調査で、飲酒運転事故を防ぐために最も必要な政策として「特殊ナンバープレートの装着」を選んだ人は14.7%にとどまった。最も多かったのは「刑罰など制裁の強化」で25.7%だった。
追加対策が必要な理由としては、飲酒運転が根絶されていないことや人身事故が頻発していること、再犯率の高さ、処罰の軽さなどが挙げられた。
専門家は、赤いナンバープレートには飲酒運転者を社会的に特定する効果がある一方、家族や法人名義の車を使って制度を回避する可能性があると指摘している。制裁の対象が車両となるため、実際の運転者を管理するには限界があるとの見方だ。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News