【07月16日 KOREA WAVE】
15日午前、忠北清州市議会で家宅捜索をする警察(c)NEWSIS
15日午前、忠北清州市議会で家宅捜索をする警察(c)NEWSIS

韓国の忠清北道(チュンチョンブクト)清州(チョンジュ)市議会の現職市議、チェ・ヨンジュン氏(35)=国民の力=が、未成年者の女子中学生に対する買春や性搾取物制作などの疑いで警察の捜査を受け、出国禁止措置をとられたことが分かった。警察は15日、チェ・ヨンジュン市議の市議会執務室や自宅、車両などを捜索し、パソコンや携帯電話、車のドライブレコーダー、インターネットの利用履歴などを押収した。

チェ・ヨンジュン市議は2024年10月から約1年間にわたり、スマートフォンのチャットアプリで知り合った女子中学生に対し「タバコを買ってあげる」などと持ちかけ、宿泊施設や自身の車内で複数回にわたって性行為に及び、金銭やプレゼントを渡した疑いが持たれている。さらに、女子中学生に特定のポーズをとらせた写真を撮影・送信させ、自身の携帯電話に保管していた疑いもある。

適用された容疑は、未成年者に対する擬律(ぎりつ)強姦(16歳未満の未成年者に対する性行為)や、児童・青少年性保護法違反(買春、性搾取物制作、性搾取目的の対話)など多岐にわたる。

事件は、女子中学生の両親が携帯電話内の写真を見つけて警察に告訴したことで発覚した。チェ・ヨンジュン市議は今年5月の警察の取り調べに対し、「性行為の事実は認めるが、未成年だとは思わなかった」という趣旨の供述をしているという。しかし、韓国の刑法では16歳未満との性行為は合意の有無にかかわらず処罰対象となる。

チェ・ヨンジュン市議は警察の捜査を受けている事実を隠したまま、今年6月3日の統一地方選挙に野党「国民の力」から出馬し、清州市議に初当選していた。過去には飲酒運転で罰金刑を受けた前科もあるという。

チェ・ヨンジュン市議はメディアの取材に対し「まだ判決が出たわけではなく、冤罪の部分もある。今は話せることはない」と語っている。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News