ソウル市中区の南大門市場に並ぶ入浴用タオルやあかすりタオル(c)NEWSIS
ソウル市中区の南大門市場に並ぶ入浴用タオルやあかすりタオル(c)NEWSIS

【07月16日 KOREA WAVE】韓国文化やKビューティーの人気を背景に、あかすりタオルやかっさ、頭皮マッサージ器などの「韓国式サウナ用品」が、外国人観光客の新たな買い物アイテムとして注目を集めている。化粧品だけでなく、韓国式の入浴文化にも関心が広がり、関連商品を求める観光客が増えている。

ソウル市中区の南大門市場では、入浴用品を扱う店に「イタリアタオル」と呼ばれる色とりどりのあかすりタオルやヘアキャップ、ヘアバンド、入浴用かごなどが並び、商品を見比べる外国人観光客の姿が目立つ。

店を訪れた外国人観光客の一人は、韓国語で「イタリアタオルはありますか」と尋ね、複数の商品を手に取って比較した。「価格が安く、かさばらないので土産にちょうどいい」と話し、まとめて購入した。

オンライン通販や大型スーパーではなく南大門市場を訪れた理由については、「種類の違うあかすりタオルを実際に触って選べるうえ、ホットクなどの屋台料理も楽しめるから」と説明した。

南大門市場の店主は「日本人や中国人だけでなく、欧米からの観光客もあかすりタオルをよく買う。ヘアバンドやヘアキャップも根強い人気がある」と話す。

入浴文化になじみのある東アジア圏だけでなく、韓国式の入浴文化に詳しくない北米や欧州の観光客も、あかすりタオルなどのサウナ用品を求めているという。

かっさや頭皮マッサージ器など、自宅で使える美容用品も人気だ。別の店主は「外国人観光客は頭皮マッサージ器もよく買う。刺激が強い商品を珍しがったり、面白がったりする人が多い」と語った。

こうした人気には、韓国ドラマや映画、アイドル関連コンテンツの影響が大きいとみられている。登場人物がチムジルバンを利用したり、タオルを羊の角のような形に巻いたりする場面がたびたび登場するためだ。

2026年4月には、YouTubeチャンネル「チュ・ソンフン」で、BTSのジミンとジョングク、タレントのチュ・ソンフン(秋山成勲)がチムジルバンを訪れる動画が公開された。3人は黄土サウナを利用し、甘酒を飲むなど韓国式のチムジルバン文化を体験した。

業界では、Kビューティーへの関心が化粧品から韓国式の入浴文化やセルフケア分野にまで広がり、関連商品の需要も増えているとみている。

動画投稿アプリ「TikTok」には、「ItalyTowel」や「KoreanSkinCare」などのハッシュタグとともに、韓国のあかすりタオルを紹介する動画が相次いで投稿されている。

韓国観光開発研究院によると、TikTokとインスタグラムで「KoreanScrub」と「Seshin」のハッシュタグを含む動画の再生回数は、最近2年間で300%以上増加した。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News