韓国の食品・酒類企業、Kビューティー投資を加速…内需低迷で新収益源
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【07月16日 KOREA WAVE】韓国の食品・飲料業界で、Kビューティー関連企業への投資が相次いでいる。内需低迷と成長鈍化に直面する中、海外市場で成長を続ける化粧品企業に資金を投じ、新たな収益源の確保と事業構成の多角化を図る動きが広がっている。
ハイト眞露が最近公表した持続可能経営報告書によると、同社は4月、Kビューティーブランド「ディアダリア」を運営するバラムインターナショナルに投資した。
ハイト眞露は、バラムインターナショナルに投資する新技術金融組合に転換社債方式で参加した。投資額は公表していないが、ディアダリアの成長性と海外展開の可能性を高く評価したという。
ディアダリアは2017年、ダリアの花から着想を得て誕生した高級ヴィーガン化粧品ブランドだ。最近は俳優アン・ヒョソプをグローバルアンバサダーに起用し、海外での認知度向上にも力を入れている。
ハイト眞露は、同ブランドが流行を追うだけではなく、高級ヴィーガンという独自の領域を確立し、海外の百貨店や高級流通網への進出を通じて競争力を示してきたと説明した。
食品・飲料企業によるKビューティー投資は、これが初めてではない。ハイト眞露グループのソヨンE&Tは2024年、化粧品のODM企業BNBコリアを買収し、美容事業に参入した。同社は「d’Alba」や「medicube」などを取引先に持つ。
新世界フードも2025年10月、メークアップ化粧品のODM企業C&Cインターナショナルに有限責任出資者として500億ウォン(約55億円)を投資した。口紅やアイメーク、ベースメークに強みを持つ企業への財務投資を通じ、Kビューティー市場の成長性に期待を寄せた。
こうした投資が続く背景には、韓国内の食品市場の成長鈍化がある。既存事業だけでは高い成長を期待しにくい一方、Kビューティーは海外市場で急成長を続けており、事業構成を広げる有望な投資先とみられている。
2026年上半期の韓国化粧品輸出額は70億ドル(約1兆500億円)で、過去最高を記録した。最大の輸出先である米国向けは41.5%増加し、中国依存を下げながら市場の多角化も進んでいる。
業界では、韓国内の食品市場が伸び悩む一方、Kビューティーは高い海外成長性を維持しているとして、食品企業による関連投資は今後も拡大するとの見方が出ている。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News