トランプ氏、イランが拘束していた米国人女性を解放したと発表
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【7月16日 AFP】(更新)ドナルド・トランプ米大統領は15日、イランが2024年12月から拘束していた米国人女性を解放し、出国を許可したと発表した。
トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、「彼女は現在、無事にイラン国外に出ており、体調も良好だ」と報告。
「アメリカ合衆国は、イランによるこの『善意のしるし』に感謝する!」と付け加えた。
トランプ氏は、解放された女性の氏名や、拘束された経緯には触れず、女性が「不当に拘束されていた」と述べるにとどめた。
だが同日、ある弁護士がトランプ氏の投稿に応じる形で、解放された女性は自身の依頼人であると発表した。
ジャレッド・ゲンサー弁護士は声明で、「私の依頼人である米国とイランの二重国籍者、デナ・カラリ氏が無事にイランを出国し、現在米国への帰路に就いていることを報告でき、これ以上ないほど興奮している。彼女は敵対国との協力やスパイ行為というでっち上げの容疑でイランに拘束されていた」と述べた。
同弁護士によると、イラン当局がカラリ氏に目を付けた理由は、彼女が民間からの寄付を通じてイランの貧困層の子どもたちを支援する非営利団体「チルドレン・オブ・メフル財団」を運営していたためだという。
ゲンサー弁護士は、「彼女は出国禁止処分を受け、イランの悪名高い情報治安省(MOIS)から数十回に及ぶ尋問を受けた。物理的に拘束されることはなかったが、甚大な肉体的・精神的苦痛を強いられた」と述べた。
さらに同弁護士はイランに対し、「不当に投獄された他のすべての米国人、出国禁止処分を受けている人々、そしてすべてのイラン人政治犯」解放するよう求めた。
イランは複数の欧米人を拘束しており、各国政府との交渉における「取引の材料」として彼らを利用していると非難されている。
米国とイランは先月、中東での戦闘終結に向けた覚書に署名したが、攻撃の応酬が激化し、形骸化が進んでいる。(c)AFP