2020年の実験中に爆発したヌリ号2段用75トン級エンジン17A=韓国航空宇宙研究院(c)KOREA WAVE
2020年の実験中に爆発したヌリ号2段用75トン級エンジン17A=韓国航空宇宙研究院(c)KOREA WAVE

【07月16日 KOREA WAVE】韓国航空宇宙研究院が、韓国型ロケット「ヌリ号」の開発過程で爆発した75トン級エンジンを「ありのまま」展示し、関心を集めている。メガ・ニュース(MEGA News)のパク・ヒボム記者の取材によると、破損したエンジンを一般に公開するのは初めてだ。

同院のイ・ソンミン広報室長は「これまで研究用としてのみ使っていたものを、先週から羅老宇宙センター宇宙科学館の実物展示館で展示している」と明らかにした。

韓国航空宇宙研究院は、ヌリ号の打ち上げに先立ち、75トン級エンジンの開発段階で、1段用エンジン14基、2段用エンジン3基の計17基の75トン級エンジンを製作し、152回、合計1万5091秒に及ぶ燃焼試験を実施した。

この過程で一度だけ爆発事故が発生し、それを今回公開した。このエンジンは、2020年5月13日に羅老宇宙センターのエンジン高空燃焼試験設備の真空チャンバー内部で実施された試験中に爆発した、ヌリ号2段用75トン級エンジン(17A)だ。認証試験のための8回目の燃焼試験で、始動命令の直後に爆発した。

爆発エンジンの公開は、同院の宇宙ロケット研究所が提案したという。イ・ソンミン室長は「今回公開される爆発エンジンは、反復試験と検証を通じて独自ロケット技術を確保していった開発現場の熾烈さを宿した実物だ」と説明した。

羅老宇宙センター実物展示館には、爆発エンジンのほかにも、ヌリ号1段・2段エンジニアリングモデル、1段エンジンクラスタリング実物、科学ロケットKSR-Ⅲ、羅老号2段キックモーターなどが展示されている。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News