光州第一高校の生徒らと国立5・18民主墓地を訪れ、参拝する培材高校野球部の選手、教員、保護者ら(c)news1
光州第一高校の生徒らと国立5・18民主墓地を訪れ、参拝する培材高校野球部の選手、教員、保護者ら(c)news1

【07月15日 KOREA WAVE】大韓体育会スポーツ公正委員会は、5・18民主化運動を侮辱する応援をしたとして6カ月の出場停止処分を受けた培材高校野球部について、20日に再審議する。異例の早さで再審議が決まり、処分が軽減されるかが注目されている。

大韓体育会は14日、スポーツ公正委員会の懲戒審議小委員会を開き、次回のスポーツ公正委員会で培材高校野球部の処分を再審議することを決めた。

小委員会は、傘下競技団体が決めた処分に対する再審請求を、スポーツ公正委員会の審議案件として取り上げるか判断する組織。再審を請求しても直ちに次回会議の議題になるとは限らない。大韓体育会の規定では、特別な問題がない限り、再審請求から60日以内にスポーツ公正委員会を開くことになっている。

しかし今回は、培材高校が再審を請求してから2週間もたたないうちに、次回会議で取り上げることが決まった。社会的な影響や国民の関心を考慮したとみられる。

問題発覚後、培材高校が光州第一高校を訪れて謝罪したことや、光州第一高校側が寛大な対応を求めたことも、早期再審の決定に影響した可能性がある。

培材高校は6日、野球部員や教職員らが光州第一高校を訪れて謝罪し、国立5・18民主墓地を参拝した。

謝罪を受け入れた光州第一高校側は処分の軽減を求めた。事件を捜査した警察も、光州第一高校側が処罰を望まない意向を示したことから、不送致とする方向で検討している。

両校の対立が収束に向かっているため、再審で処分が軽減される可能性があるとみられる。結果は20日に出され、直ちに効力が生じる。

焦点は軽減の範囲だ。培材高校が出場可能な全国大会は、8月6日に開幕する第54回鳳凰大旗全国高校野球大会。出場できなければ、選手の大学進学やプロ入りに影響する可能性がある。

培材高校が同大会に出場するには、再審で処分が1カ月以内に短縮されるか、警告に変更される必要がある。韓国野球ソフトボール協会による6カ月の出場停止処分は7月1日から始まっている。

協会は出場可能となる場合に備え、13日に発表した組み合わせに培材高校を含めた。予定では8月11日午後5時、ソウル・木洞野球場で仁川高校との初戦に臨む。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News