【7月24日 東方新報】上海市科学技術委員会の駱大進(Luo Dajin)主任は6日、今年上半期に上海市のハードテック企業16社が香港証券取引所に上場したと明らかにした。6月末時点で、上海市の科創板(中国版ナスダック)上場企業は95社となり、新規株式公開(IPO)による累計調達額と時価総額はいずれも全国トップを維持している。

同日、上海で行われた政府主催の取材イベント「活力中国調査行」の記者説明会で、駱主任は次のように述べた。2025年には上海で1日平均320社以上の科技企業(テクノロジー企業)が新設され、新たに約9000社がハイテク企業に認定された。科技分野の「小巨人企業(高度な技術力を持つ特化型中小企業)」(育成対象を含む)は3018社に達し、中国の民間調査機関「胡潤研究院(Hurun Research Institute)」が認定するユニコーン企業は64社で全国2位、ガゼル企業は73社で世界2位となった。ハイテク企業数は全国の3割以上を占め、ユニコーン企業とガゼル企業はそれぞれ全国の約4割、約5割を占めている。

また、上海には中国全体の約3分の1に当たるブレイン・コンピューター・インターフェース(BCI)関連企業が集積しており、今年上半期の資金調達件数と公表された調達額は、それぞれ全国の約6割、約4割を占めた。さらに、中国の中性原子方式量子コンピューター完成機メーカーやシリコンフォトニクス企業、第4世代半導体企業の約半数が集積し、市レベルの未来産業集積区4カ所と未来産業育成区2カ所を整備している。

企業の成長を支える科技金融の分野では、科技企業の研究開発力や成長性などを評価する「滬科積分」制度を導入し、企業のライフサイクル全体を通じた資金調達支援を提供している。2025年末時点で、上海市の科技企業向け融資残高は2兆4000億元(約57兆1996万円)に達し、前年末比10.5%増となった。(c)東方新報/AFPBB News