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【07月15日 KOREA WAVE】韓国の実店舗型スニーカー市場で、日本と韓国の企業による競争が本格化している。韓国のファッションプラットフォーム「ムシンサ」が展開するスニーカーセレクトショップ「ムシンサ・キックス」が、ソウルの弘大や聖水など主要商圏で、日本系のABCマートの主要店舗を月間売り上げで上回った。

流通業界によると、ムシンサ・キックス弘大店の6月の売り上げは11億ウォンだった。同期間の来店客数は8万4000人を超え、売り上げ全体に占める外国人客の割合は67%に達した。一方、近隣のABCグランドステージ弘大店の月間売り上げは約9億ウォンとされる。

聖水でもムシンサ・キックスが上回った。ムシンサ・キックス聖水店の6月の売り上げは8億9000万ウォンで、近隣のABCグランドステージ聖水店は約4億8000万ウォンと推定されている。

ムシンサは2026年初め、実店舗型の靴市場へ本格的に参入した。1月に弘大、3月に聖水へムシンサ・キックスを相次いで開店し、オンラインプラットフォームで築いたスニーカー分野の競争力を実店舗へ広げた。

ムシンサは2001年、「ものすごく靴の写真が多い場所」というオンラインコミュニティーから始まっており、そのブランドの原点を実店舗にも反映した。

業界は、弘大と聖水が韓国のファッション消費と観光需要が集中する主要商圏であることから、今回の実績に注目している。特に外国人観光客が多い地域でムシンサ・キックスが急速に定着し、実店舗市場の大手であるABCマートとの競争が一段と激しくなるとみている。

韓国の実店舗型靴販売市場では、これまでABCマートが代表的な事業者として位置付けられてきた。2026年初めには、イーランドワールドが運営する靴のセレクトショップ「フォルダー」の買収にも乗り出した。関連手続きは2026年後半に完了する見通しだ。

ただ、ABCマートの成長は鈍化している。ABCマートコリアの監査報告書によると、2025年の売り上げは6607億ウォンで、2024年から0.28%増にとどまった。2024年の増収率約6.7%と比べ、伸び幅は大きく縮小した。

2025年の営業利益は462億ウォンで、前年から約22%減少した。在庫資産は1950億ウォンとなり、前年より20.8%増えた。

これに対し、ムシンサは実店舗事業の拡大を急いでいる。8月にはスターフィールド高陽にムシンサ・キックスの3店舗目を開く計画で、2026年後半もソウルの主要商圏を中心に追加出店を検討している。

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