【7月15日 AFP】フランスは14日、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて欧州の軍備再武装が加速するなか、過去最大規模となるパリ祭の軍事パレードを行い、軍事力と欧州の同盟国との結束をアピールした。

パリ祭はフランス革命におけるバスティーユ牢獄襲撃を記念する年次行事。今年は、兵士約6700人、航空機98機、ヘリコプター31機、「グリフォン」や「ジャガー」といった装甲車を含む車両315台などが、パリの凱旋門からコンコルド広場にいたる伝統的なルートを行進した。

エマニュエル・マクロン大統領にとって任期中最後となる今回のパリ祭。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領やドイツのフリードリヒ・メルツ首相、マクロン大統領とともにウクライナ支援の欧州の取り組みを主導した英国のキア・スターマー首相ら24か国の外国首脳が参加した。

「有志連合」からは約500人の兵士が参加。また象徴的な演出として、有志連合の部隊に続いて25人のウクライナ兵が行進した。

ゼレンスキー大統領は、ウクライナ軍がパレードに参加したことについて「ウクライナ、わが国民、そしてわが国軍の強さに対する敬意と承認の証」と歓迎した。

また、フランスで訓練を受けたウクライナ人パイロットが仏戦闘機「ミラージュ2000」2機に共同操縦士として搭乗し、祝賀飛行を行った。これらの機体は、ロシアの無人機から領空を守るためにウクライナに供与されたものだ。(c)AFP