絶対評価なのに「トップグループ」はわずか4%…なぜ韓国の英語試験は「出題者」と「受験生」の感覚がこれほどズレるのか
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【07月15日 KOREA WAVE】韓国教育省が大学修学能力試験(修能)の英語を巡る高難度批判を受け、出題委員に占める現役教員の割合を半数以上に増やしたものの、2026年6月の模擬評価でも1等級の割合は4.13%にとどまった。教員の参加拡大だけでは難易度を安定させにくく、受験生による事前検証などを求める声が出ている。
教育省は6月模擬評価から、英語の出題委員の50%以上を現役教員で構成した。2025年の修能英語が難しすぎたとの批判を受けた改善策の一つだ。しかし、英語で1等級を得た受験生は1万6979人で、国語の5.38%、数学の4.83%を下回った。英語に絶対評価が導入されて以降、6月模擬評価では過去2番目に低い水準だった。
2025年も英語の1等級割合は6月模擬評価の19.1%から9月に4.5%へ急落し、本試験では3.11%まで下がった。2026年は6月から4%台となり、出題委員の構成変更だけでは難易度の変動を抑えにくいとの見方が強まっている。
イートゥス教育評価研究所のキム・ビョンジン所長は、1等級割合は2025年の修能より高かったものの、2~5等級はいずれも下回り「全体として難しい試験だった」と分析した。教育省は、6月模擬評価は受験者集団の特徴や学習状況を把握する最初の試験だとし、結果を分析して9月模擬評価と本試験の出題を補完すると説明した。
入試業界では、教員でも勤務先や担当生徒の学力によって問題の受け止め方が異なり、出題側の想定と受験生の体感難度がずれる可能性が指摘されている。進学社入試戦略研究所のウ・ヨンチョル所長は、地域や学力水準を考慮した受験予定者の標本に一部問題を解かせ、正答率や誤答傾向、解答時間を分析する方式を提案した。
英語は90点以上で1等級となる絶対評価のため、適正な難易度基準を明確にすべきだとの意見もある。一方で、EBS教材との連携率を単純に高めれば本文暗記に偏り、識別力が下がる恐れもある。首都圏の高校英語教員は、専門知識がなければ理解できない水準を避け、外部専門家の検討を経て教育課程を超える負担を排除すべきだと述べた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News