近所の猫の世話をする猫ママ(c)MONEYTODAY
近所の猫の世話をする猫ママ(c)MONEYTODAY

【07月15日 KOREA WAVE】ソウル市陽川区のマンション群には、地域猫4匹が食べ、飲み、休む「猫の丘」がある。管理室と入居者代表会議の協力で柵も設けられ、住民が名前を呼びながら見守る場所だ。

地域猫の世話をする女性は2020年夏、生ごみ箱をあさる野良猫を見て餌を与え始めた。猫が増えないよう去勢・避妊手術をし、給餌所も清潔に保ったが、当初は小屋を棒でたたかれたり、器をひっくり返されたりした。

女性は衝突を避け、去勢・避妊や給餌所の必要性を住民に説明し続けた。管理室の理解を得るまで2年かかったが、協力後は苦情時の仲裁も進み、警備員がおやつを買ってくることもあったという。

住民の認識も変わった。子どもたちは女性を「猫ママ」と呼んであいさつし、管理室も「地域の雰囲気が良くなった」と話す。別の住民は「ここは猫たちが自然に溶け込んでいていい」と語った。

地域猫の世話を隠すのではなく、管理室と連携して表に出す動きもある。京畿道城南市のマンションでは「猫ママ・猫パパ活動家」を募り、共存への試みとしてSNSで好評を得た。

陽川区の女性は、猫がけがや病気をするたび世話係3人で支え合う。ウンドンは子どもにエアガンで撃たれ、治療費だけで170万ウォン(約18万7000円)かかった。それでも「一人ではできなかった」と言う。雨の中、餌を待つ猫に水と餌を置いた女性は「一緒にちゃんと暮らさないと」と話した。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News