【7月15日 AFP】ドイツ検察は14日、出会い系アプリで知り合った14人の女性を薬物で昏睡状態にしてレイプし、その場面を動画で撮影したとして、ベルリン在住の68歳の男を起訴したと発表した。

昨年3月、警察が男のアパートを捜索し、「多数の性犯罪の動画」が保存されたデータ記録媒体を押収したことで事件が発覚した。被害女性たちはいずれも、レイプされた記憶がないという。

ベルリン検察庁は声明で、「男はアルコールと睡眠薬を同時に摂取させて女性たちの意識を失わせた後、レイプした疑いがある」と述べた。

さらに「男はオンラインの出会い系プラットフォームを通じてこれらの女性たちと知り合ったとされる」と付け加えた。

検察によると、男の容疑に関連して計58人の被害女性が特定されているが、今回は14人の女性に対する加重レイプの罪および危険傷害罪22件について起訴された。

検察によると、他の被害者に関連する捜査は現在も継続中だが、2010~2014年に1人の女性に対して行われたとされるレイプの容疑36件については、公訴時効の成立により起訴を断念したという。

当局がこの事件を認知するきっかけとなったのは、別の男による同様の犯罪を捜査していたニーダーザクセン州警察からの情報提供だった。

その男は、今回の事件の被告と連絡を取り合っていた。(c)AFP