児童虐待殺害の罪に問われている20代女(c)news1
児童虐待殺害の罪に問われている20代女(c)news1

【07月14日 KOREA WAVE】生後19カ月の娘を放置して死亡させたとして、児童虐待殺害などの罪に問われた20代の母親に対し、韓国検察が懲役30年を求刑した。

仁川地裁で7日に開かれた論告求刑公判で、検察は「被告は被害児童を長期間放置し、精神的、身体的苦痛を与えて死亡に至らせた。十分に世話できたにもかかわらず背を向け、ほかの家族とは平凡な日常を送っていた」と指摘した。さらに、6歳の長女への過度な虐待も確認されたとして、厳罰を求めた。

弁護側は起訴事実を認めたうえで、「計画的、意図的な殺人ではなく悲劇的な事故だ。子どもの死を望んだわけではない」と主張し、善処を求めた。母親は最終陳述で「どんな処罰も甘んじて受ける。一生反省し、罪を償って生きる」と述べた。

起訴内容によると、母親は2026年3月4日、仁川南洞区の住宅で女児を放置し、死亡させた。女児の体重は死亡当時わずか4.7キロで、栄養失調と脱水により亡くなったとみられる。19カ月女児の平均体重は10.4キロとされる。

検察の調査では、母親は女児の出産を後悔し、養育を負担に感じていた。2026年1月から十分な食事を与えず部屋に放置し、死亡直前の2月28日から3月4日まで、娘を残したまま遊園地などへ外出していたことも分かった。

警察は児童虐待致死容疑で送致したが、検察はホームカメラ映像や親族調査、心理分析などを踏まえ、罪名を児童虐待殺害に変更した。ペットの排せつ物や生活ごみ、たばこの吸い殻などがある環境で長女を育てたとして、児童遺棄・放任容疑も追加した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News