マヤ天文学者の名前を初めて特定、壁画から「完全な数式」 研究
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【7月14日 AFP】マヤ文明の遺跡から出土した壁画の文字を解読した結果、同文明における天文学者であり数学者でもあった人物の名前が史上初めて特定された。中米グアテマラの文化省が13日、発表した。
新たな発見があったのは、メキシコ国境沿いの「サンバルトロ・シュルトゥン」遺跡。紀元前400年から西暦900年の間に描かれた壁画の中に「白い胸のキツネ(Sak Tahn Waax)」という名前が確認された。
ルイス・メンデス文化相が記者団に語ったところによると、シュルトゥン遺跡の調査で、この「Sak Tahn Waax」という古代の学者による「完全な数学および天文学の数式」が見つかったという。
メンデス氏は、作成者が特定されたマヤ古典期のこの種の数式は、今回のもの以外に確認されていないと説明した。
同省は声明で、今回の発見は「壁に書かれた50以上の数学・天文学に関する文字群の分析を通じて確認された」と説明している。
これらのマヤ文字は、「芸術が科学、数学、天文学、そして日常生活と密接に絡み合っていた文脈」の中で現れた、とメンデス氏は語った。
マヤ文明は西暦900年頃から衰退へと向かい、16世紀の初めにスペイン人に征服され、滅びることとなった。(c)AFP