【7月14日 AFP】ブラジルのルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ大統領は13日、ドナルド・トランプ米大統領がホルムズ海峡を通過する船舶に通航料を課すとした計画について、米国を「海賊」国家に変えるものだと述べた。

トランプ氏は同日、ホルムズ海峡の安全を確保するためにイランの港湾封鎖を再開するとし、「安全確保のための費用」としてホルムズ海峡を通過するすべての貨物に20%の通航料を課すと述べていた。

サンパウロ州での公的行事で演説したルラ氏は、「トランプ氏はホルムズ海峡の封鎖を解除するとツイートした。しかし、封鎖の解除で海峡から移動した船舶については、石油の所有者が彼(トランプ氏)に貨物の20%(の通航料)を支払わなければならないというのだ」と語り、「これはかつて、海賊行為とみなされていたものだ」と続けた。

同氏はさらに、「米国のような大国は、長きにわたり海賊行為と戦ってきたと私は信じているが、今になって自らが海賊になるようなことがあってはならない」とし、この紛争が燃料だけでなく、豆類、米、トマト、玉ねぎといったブラジル国内の基本食料品の価格を押し上げていると指摘した。(c)AFP