全国教職員労働組合が7日に開いた記者懇談会(c)MONEYTODAY
全国教職員労働組合が7日に開いた記者懇談会(c)MONEYTODAY

【07月14日 KOREA WAVE】ソウルの小学校教師が最近、児童がノ・ムヒョン(盧武鉉)元大統領をおとしめる意図で作られた「イルベ」の歌を歌う場面を目にした。教師が言葉の由来を説明し、関連映像を見せると、多くの児童は「意味を知らなかった」と恥ずかしがり、授業で「イルベ用語を使わないようにしよう」と自発的に書いた。

ソウル培材高校野球部の5・18嘲笑スローガン問題は謝罪と和解でいったん収束したが、教室で嫌悪や歴史歪曲表現をどう正すかは課題として残る。全国教職員労働組合が7日に発表したオンライン調査によると、小学6年から高校3年までの1636人のうち、24.7%が「どの表現が嫌悪・差別・歴史歪曲に当たるか迷ったことがある」と答えた。

培材高校の問題についても、青少年の5.5%は「何が問題なのかよく分からない」、4.5%は「大人が過剰に反応している」と回答した。5・18を嘲笑する表現が応援や冗談として使われることにも、約2割が深刻な問題として十分に認識していなかった。

教師からは、児童・生徒の多くが意味を知らずに嫌悪表現を使っているとの声が出た。全教組は、表現の由来と意味を学校段階ごとに教える必要があると指摘する。キム・ジヒ同組合副委員長は、男子生徒の方が使用頻度や強度が高いとの現場の声を紹介し、正しい言語文化を形成する教育が重要だと述べた。

教師調査では、最も急がれる対策として55.8%が「学校生活規定に嫌悪表現の禁止と教育的措置の根拠を明示すべきだ」と答えた。パク・ヨンファン全教組委員長は、文化づくりだけでなく制度的な支えも必要だとして、教育省レベルのマニュアルと教材の整備を求めた。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News