【7月13日 AFP】映画『ジュラシック・パーク』や『ピアノ・レッスン』などへの出演で知られるニュージーランド出身の俳優サム・ニールさんが13日、死去した。78歳だった。ニールさんの死去を受け家族は、「突然で予期せぬものだった」とする声明を発表した。

声明には「サムは家族に囲まれ、これまでの生涯を象徴するような気品とともに旅立ちました」と記されていた。

1993年の大ヒット映画『ジュラシック・パーク』でアラン・グラント博士役を演じたニールさんは、2023年に出版した回顧録の中で、非ホジキンリンパ腫のステージ3を患っているとし、「死が近いかもしれない」と述べていた。

しかし、ニールさんは今年、免疫システムを改変する遺伝子治療のおかげで、がんが寛解したことを明らかにしていた。家族の声明でも、ニールさんのがんは再発していなかったと強調され、「突然で予期せぬ喪失だったが、がんが再発していなかったという事実には救われている」と記されていた。

ニールさんの俳優としてのキャリアは1970年代に始まり、テレビドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』や、映画『レッド・オクトーバーを追え!』、『ピアノ・レッスン』など、数多くの映画やテレビで幅広い役柄を演じてきた。

また、俳優業の傍ら、ニュージーランド南島のセントラル・オタゴ地方でワイナリーも経営していた。(c)AFP