韓国ホームプラスが破産危機…半額セールに客殺到、売り場は空に
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【07月11日 KOREA WAVE】韓国の大型スーパー、ホームプラスが裁判所による再生手続き廃止の決定を受け、破産の瀬戸際に立たされている。江原道春川市退渓洞にある春川店では、商品がなくなった売り場が目立ち、テナント各社が撤退の準備を進めるなど、落ち着かない雰囲気が広がっていた。
普段は閑散としていた駐車場は車で埋まっていた。春川店が大部分の商品を50%引きで販売しているとの情報が広まり、多くの市民が訪れたためだ。
店舗の入り口には「通常営業」と書かれた案内が掲げられていたが、店内の様子は大きく異なっていた。各所の陳列棚はすでに空になり、果物売り場にはプライベートブランドの冷凍果物が一部残っているだけだった。普段は野菜や果物が並ぶ場所には、靴下や下着、皿などが置かれていた。
鮮魚売り場には一部の魚だけが並び、精肉売り場では肉を見つけることができなかった。半額セールの情報が地域に広がり、主な食料品の大部分が売り切れた。菓子やフライドポテト、冷凍ピザ、食用油、フライパン、タオルなど、一部のプライベートブランド商品だけが残っていた。
家電や衣類、靴などを扱うテナントは、すでに撤退したか、撤退の準備を進めていた。
残った商品を並べ、カートを整理していた従業員は、レジに客が押し寄せると、セルフレジの利用を案内するなど対応に追われた。
江原道内のホームプラスは春川店のほか、原州、江陵、三陟の計4店舗がある。従業員は約400人とされる。破産危機が現実味を増すなか、一部の従業員はすでに退職した。ホームプラスが20日までに資金を調達できなければ、大規模な失業は避けられないとみられている。
労働団体や教育団体、進歩系政党などで構成する江原連席会議は6月30日、ホームプラス春川店前で記者会見を開き、同社の正常化に向けて政府と国会が積極的に対応するよう求めた。
店を訪れた40歳の男性は「普段は夕方になると割引商品が多いためよく利用していたが、行くたびに客が少なく、心配していた。結局こうなってしまうようで残念だ。今日は50%引きと聞いて店に来た」と話した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News