メディキューブの米ニューヨーク・タイムズスクエア屋外広告=APR提供(c)news1
メディキューブの米ニューヨーク・タイムズスクエア屋外広告=APR提供(c)news1

【07月13日 KOREA WAVE】2026年上半期の韓国化粧品輸出は70億ドル(約1兆1400億円)を超え、過去最高を記録した。米国が最大の輸出先を維持し、欧州市場も2桁成長を続けるなど、Kビューティー輸出の見通しは明るい。

人気拡大の中で、韓国化粧品企業の競争軸も変わっている。かつては製品そのものの完成度が競争力だったが、今はブランド、デバイス、海外流通網、医療機器を結びつける事業構造が重要になっている。

韓国の時価総額首位のビューティー企業APRは、その代表例だ。2025年連結売上高は1兆5273億ウォン(約1611億円)、営業利益は3654億ウォン(約386億円)で、前年比それぞれ111%、198%増加した。2026年1~3月期も売上高5934億ウォン(約626億円)、営業利益1523億ウォン(約161億円)と四半期で過去最高を更新した。

成長を支えるのは、化粧品とホーム美容デバイスを組み合わせた「ビューティーテック」戦略だ。主力ブランド「メディキューブ」は機能性化粧品と「AGE-R」を育成し、2025年のブランド売上高は1兆4000億ウォン(約1477億円)を超えた。

APRは米国でアマゾンやTikTokショップを通じてブランドを育てた後、ウルタビューティー、ターゲット、ウォルマートなどへ販路を広げている。2026年1~3月期の海外売上高は5281億ウォン(約557億円)で全体の89%を占め、米国だけで2485億ウォン(約262億円)に達した。英国、フランス、ドイツなど欧州展開も進める。

さらにAPRは美容医療機器市場への進出も準備しており、2026年中に韓国で新製品を発売した後、海外展開を目指す。証券業界も皮膚美容医療機器とスキンブースター事業を中長期の成長動力とみている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News