【7月13日 AFP】米軍は12日、ホルムズ海峡で商業船舶を攻撃する能力を「低下させ続ける」ことを目的として、イランに対する新たな一連の空爆を発表した。

米中央軍(CENTCOM)はX(旧ツイッター)で、新たな攻撃がグリニッジ標準時(GMT)の午後9時(日本時間13日午前6時)に始まったと明かし、「ドナルド・トランプ大統領が、イラン軍に責任を取らせるため、これらの空爆を指示した」と付け加えた。

これを受けてイラン側は、自国領土に対する米国の一連の空爆を非難し、それらが過去数か月間における「すべての外交努力を無に帰した」と述べた。

イラン外務省は声明で「これらの野蛮な攻撃は、国連憲章の基本原則に対する重大な違反であるだけでなく、国際社会の平和と安全に対する深刻な脅威でもある」と非難。さらに、今回の空爆は「西アジア地域における緊張を緩和し、平和を確立するために過去数か月間に行われてきたすべての努力を無に帰した」と付け加えた。

米軍の最新の攻撃を前に、ホルムズ海峡を巡っては通航が可能か否かについて互いに矛盾する声明が出される中、イランやクウェートに対する攻撃が行われた。

イランが南部にある二つの島に対する攻撃があったと報告する一方、イランから米軍施設を繰り返し標的にされているクウェートは、国境検問所や沖合にある石油プラットフォームが攻撃を受けたと発表した。

イランは、この日の早い時間帯にホルムズ海峡で2隻目の船舶を攻撃しており、イラン革命防衛隊(IRGC)は「ホルムズ海峡は追って通知があるまで、またこの地域における米国の介入が終了するまで封鎖される」と表明した。

米中央軍はこれを受けて報復攻撃に出ており、Xで同海峡は「合法的な通過を求めるすべての船舶に対して開放されている」と主張した。

さらに、米軍は航行の自由を「確保するために配置され、準備を整えている」とした上で、「イランは海峡を管理していない。通航は流動している(行われている)」と付け加えた。(c)AFP