【7月13日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は12日、大規模な内閣改造を実施し、ユリア・スビリデンコ首相を交代させる考えを明らかにした。後任の首相については言及していない。

ゼレンスキー氏はX(旧ツイッター)で「首相としての明確で安定した効果的な働きや生産的な貢献に感謝している」と述べ、スビリデンコ氏の働きぶりを高く評価した。

その上で、スビリデンコ氏に対し「主要なパートナー国との関係」を率いるポジションを提案したことを明らかにした。

スビリデンコ氏は、鉱物や投資に関して米国との交渉を担当した経験がある。ゼレンスキー氏は、スビリデンコ氏が今後、米国とのパイプ役を担う可能性について明らかにしていない。

ウクライナのメディアによると、首相の後任候補者として、ウクライナの国営エネルギー企業ナフトガスのセルギイ・コレツキーCEOやデニス・シュミハリ元首相が挙げられている。

ゼレンスキー氏は新しい内閣の課題として、欧州連合(EU)への加盟に向けた進展や、米国製の地対空ミサイルシステムの生産開始などを挙げた。

ロシアがミサイル攻撃を加速させる中、ウクライナが米国と地対空ミサイルシス​テム「パトリオット」の迎撃ミサイル生産ライセンスについて基本合意し、今後は技術的な詳細を詰める。

また、ロシアによるエネルギーインフラへの攻撃を受けて、冬季における暖房手段確保の準備が必要だと指摘し、「これらの変化には閣僚の刷新が必要だと判断した」と述べた。(c)AFP