ソウル市内の中学校前で、スマートフォンを見ながら下校する生徒たち(c)NEWSIS
ソウル市内の中学校前で、スマートフォンを見ながら下校する生徒たち(c)NEWSIS

【07月13日 KOREA WAVE】韓国で、スマートフォンの使用を自分で調整できない青少年は、そうでない青少年に比べ、うつや不安などの症状が3倍以上高いとの分析結果が示された。専門家は、青少年のスマートフォン問題では使用時間そのものより、使い方に注目すべきだと指摘している。

教育界によると、延世大学医学部のチョン・ソンジェ教授は最近、「青少年のスマートフォン使用と精神健康」に関する研究分析結果を発表した。自分で使用を抑えられず、学業や対人関係など日常生活に支障が出る「問題的使用」がある青少年は、うつのリスクが約3.2倍、不安が約3倍、睡眠障害が約2.6倍高かった。

1日4時間以上使う青少年は、自殺念慮や自殺企図のリスクも高まった。一方、1日1時間未満のスクリーン使用は生活満足度と肯定的な関連を示したが、2時間を超えるとリスクが徐々に上昇した。

長時間のスクリーン使用と精神健康の否定的な関連は女子生徒でより強く、SNSでの社会的比較や同世代からの評価、身体イメージの影響を受けやすいためと解釈された。

SNSは常に有害ではなく、受動的な閲覧や無限スクロール、オフラインの人間関係の代替としての利用はリスクを高める可能性がある。一方、会話や意味ある交流を通じて社会的支援を得る使い方には保護効果も見られるという。

チョン教授は、青少年のデジタル政策は使用時間の制限にとどまらず、精神健康を守る環境設計へ進化すべきだと提言した。チョン・グンシク・ソウル市教育監も、スマートフォン規制を強化せざるを得ない状況だと述べた。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News