京畿道城南市盆唐区のネイバー社屋「1784」(c)news1
京畿道城南市盆唐区のネイバー社屋「1784」(c)news1

【07月12日 KOREA WAVE】韓国ネイバーが2027年から週3回以上の出社を義務付ける。韓国の主要企業で唯一「完全在宅勤務」制度を維持してきたネイバーまで事実上廃止することで、在宅勤務が姿を消しつつある。

ネイバーは現在、2022年に導入した柔軟勤務制度「コネクテッドワーク」を運用している。社員が自律的に勤務場所と形態を選ぶ制度で、週3日出社を基本とする「タイプO」と、週5日在宅勤務を基本とし月4回の対面勤務を義務付ける「タイプR」の2種類で構成されている。社員は半年に1回、勤務制度を変更できた。

ネイバーは今後、少なくとも週3回以上会社に出勤しなければならないタイプOを基本勤務体制に変更する。全面在宅勤務にあたるタイプRは、所属部門長の検討と責任リーダーの承認を受けた場合に限り、例外的に認める予定だ。

在宅勤務が事実上廃止される状況を踏まえ、ネイバーは出社する社員が増えることを見込み、現在の社屋の座席などを拡充する。

これは2025年にネイバーラボに適用された方式と似ている。ネイバーの系列会社であるネイバーラボは当初、ネイバーと同じコネクテッドワーク制度を実施していたが、2025年から特別な理由がない限り出社する勤務制度に変えた。子会社で始まった在宅勤務縮小の流れが、本社の勤務制度にまで広がった。

IT業界で最後まで在宅勤務制度を維持してきたネイバーまで柔軟勤務制度を縮小することで、新型コロナウイルス禍以降に広がった韓国主要企業の在宅勤務基調も、完全に終わりに向かっている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News