ソウル主要都心で「キム・ジミ」という謎の落書きが見つかり、市民の疑問を呼んでいる=SBSニュースのユーチューブ画面キャプチャー(c)NEWSIS
ソウル主要都心で「キム・ジミ」という謎の落書きが見つかり、市民の疑問を呼んでいる=SBSニュースのユーチューブ画面キャプチャー(c)NEWSIS

【07月12日 KOREA WAVE】ソウルの中心部で、往年の大女優の名前である「キム・ジミ」と書かれた正体不明の落書きが相次いで見つかり、物議を醸している。落書きは少なくとも500件以上に上るとみられ、警察などが器物損壊の疑いで調べている。

落書きが集中しているのは、ソウル駅や市庁、鍾路(チョンノ)、東大門(トンデムン)など、人通りの多い主要都心一帯。道路脇の電柱や通信ボックス、バス停といった公共施設に、黒いスプレーや油性マジックで書き殴られている。

落書きの内容は「キム・ジミ」「キム・ジミをクリック」といった単純なものから、「キム・ジミ死去、人生無常」「韓国映画の象徴、歴史」など、韓国のベテラン俳優キム・ジミ氏を連想させるものまで様々。いずれも筆跡が酷似しており、発見された場所の移動ルートが連なっていることから、同一犯による連続犯行の可能性が高いとみられている。

インターネット上では「熱狂的なファンの奇行ではないか」「特定のウェブサイトやオンラインマーケティングへ誘導するための言葉ではないか」といった様々な憶測が飛び交っているが、詳しい犯行動機は分かっていない。

公共施設への無断の落書きは、刑法上の器物損壊罪に該当する明らかな犯罪行為。他人の財産や公共施設を傷つけた場合、懲役刑や罰金刑などの刑事処罰を受けるだけでなく、復旧費用を巡る民事上の損害賠償責任も負う。韓国では過去にも、施設への被害規模や悪質性などから実刑判決が下された前例がある。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News