(c)NEWSIS
(c)NEWSIS

【07月12日 KOREA WAVE】韓国のオンラインコミュニティに「退職理由:チーム長の口臭」と題した投稿が寄せられ、職場での深刻な「スメルハラスメント(においの嫌がらせ)」の実態に多くの会社員から共感の声が殺到している。

投稿者は「口臭のせいで仕事を辞めるなんて大げさだと思うだろうが、経験した人にしかこの苦しみは分からない。自分の生存をかけた脱出だった」と切り出した。部署はチーム長と投稿者の2人だけで、チーム長は性格も良く仕事も平均的だったが、口腔環境が致命的だったという。30年来のヘビースモーカーによるニコチン臭、1日5杯飲むミックスコーヒーの臭い、さらに不十分な歯磨きによる口臭が混ざり合い、「口を開くと半径2メートル以内の空気が変わるほどだった」と表現した。

特につらかったのは業務中の行動で、チーム長は投稿者の背後からモニターを覗き込んで指示を出す癖があった。投稿者は顔が近づくたびに深く息を吸い込み、指示が終わるまでの1〜2分間、息を止めて耐えていたという。

決定的なきっかけは、密閉された狭い会議室での2人きりの会議だった。1時間以上が経過した頃、熱弁を振るうチーム長の顔が近づいた瞬間、投稿者は耐えきれずにえずいてしまい、トイレへ駆け込んで激しく嘔吐しかけた。恐怖を覚えた投稿者は翌日に辞表を提出。「チーム長の口臭のせいとは言えず健康上の理由と濁したが、えずいたのだから嘘ではない」と振り返った。

投稿者は「年俸や福利厚生がどれほど良くても、澄んだ空気こそが最高の福祉だ」と結んだ。ネットユーザーからは「タバコとミックスコーヒーの組み合わせは本当に凶器」「笑い事ではなく当事者には地獄だったはずだ」など、強い共感と不憫がるコメントが相次いでいる。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News