【7月11日 AFP】南アフリカの国境管理当局は9日、不法移民排斥運動を受け、これまでに外国人約6万人が出国したと明らかにした。強制送還だけでなく自主帰国も含まれる。

6月7日以降、ベイトブリッジ国境検問所を経由して外国人4万6000人が出国。その大半はマラウイ人で、次いでジンバブエ人が多かった。

他の国籍の外国人は別の国境を経由して出国しており、これにはヨハネスブルクの主要空港からはガーナ人1000人、ナイジェリア人500人が出国した。

南アでは市民たちがアフリカ諸国からの不法移民が職や福祉資源を奪っていると主張し、数週間にわたって不法移民排斥運動を展開している。

反移民デモが相次ぎ、一部は暴動に発展し、これまでにモザンビーク人1人、マラウイ人1人、エチオピア人1人が死亡している。

一部団体が不法移民に6月末までの出国を要求したのを受け、マラウイ、ガーナ、ナイジェリア、ウガンダ、ジンバブエなどのアフリカ諸国出身の外国人が5月後半以降、南アから出国している。

マラウイ政府は10日、6月7日から7月8日までの約1か月でマラウイ人3万8094人を帰国させたと発表した。

この帰国作戦にはバス570台以上が投入された。

ジンバブエ政府は7日、5月後半以降、自国民約2万1300人が帰国するのを支援したと発表した。

ウガンダ政府は10日、自国民約1100人が帰国したと発表。他にモザンビーク人やケニア人数百人も出国している。(c)AFP