ネイバーウェブトゥーン「byUS」(c)news1
ネイバーウェブトゥーン「byUS」(c)news1

【07月11日 KOREA WAVE】AIキャラクターと会話しながら物語を作る「AIキャラクターチャット」市場が急成長する中、韓国ネイバーウェブトゥーンが関連市場に参入した。最近、ウェブトゥーンのキャラクターと会話しながらストーリーを展開できるAIストーリーチャット「byUS」を公開した。

背景にはAIコンパニオン市場の拡大がある。米ITメディア「テッククランチ」が引用した分析によると、同市場は2025年上半期に8200万ドル(約118億9000万円)の収益を上げ、前年同期比64%成長した。代表サービス「Character.AI」は2025年に5000万ドル(約72億5000万円)の売り上げを記録し、累計ダウンロード数は7500万回を超えた。

韓国ではスキャターラボの「Zeta」がZ世代を中心に利用者を広げ、2月時点の総使用時間は1億1341万時間と、ChatGPTの2倍超に達した。単なる質疑応答ではなく、キャラクターと関係を築く没入型コンテンツである点が長時間利用につながったとみられる。

一方で、著作権侵害や有害性への懸念も大きい。韓国の主要ウェブトゥーン事業者は、無断キャラクター利用を巡りスキャターラボを刑事告訴しており、海外でもCharacter.AIがディズニーから警告を受けたことがある。

ネイバーウェブトゥーンは、原作者の承認を受けた公式ウェブトゥーンIPだけを使う点を差別化要素に掲げる。さらに、悪口、性的表現、差別・憎悪、暴力、犯罪など22項目の安全性検討と多重フィルタリング、通報機能を導入した。ただ、同社はAIの特性上、不適切な回答が出る可能性もあると案内している。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News