【7月10日 AFP】ドイツのフリードリヒ・メルツ首相は9日、米国がドイツへの巡航ミサイル「トマホーク」の売却を承認したと発表した。これにより、計画されていた配備に対する疑念が払拭された。

メルツ氏は連邦議会での演説で、「アンカラで開催された北大西洋条約機構(NATO)会合の合間に、米国のトマホークミサイルをわが国が購入し、国内に配備することで米国政府と合意した」と述べた。

これが「われわれの防衛における重要な戦略的ギャップを埋める」としたメルツ氏は、「同時に、われわれは独自の欧州システムの開発し、それを欧州に配備することにも取り組む」とも述べた。

メルツ氏は、トマホークの納入時期については明言しなかった。

ドイツ政府は、米国製のトマホークをはじめとする長距離巡航ミサイルの配備を、ロシアに対する抑止戦略の要と見なしている。

ロシアは、欧州のNATO加盟国の目標を攻撃できる巡航ミサイル「イスカンデル」を、飛び地であるカリーニングラードに配備している。(c)AFP