イラン、故ハメネイ師を埋葬 モジタバ師参列の情報なし
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【7月10日 AFP】イランは9日、米国と攻撃の応酬が続く中、2月に米イスラエルの空爆で殺害された前最高指導者アリ・ハメネイ師を埋葬した。息子で後継のモジタバ・ハメネイ師が、埋葬を含め葬儀に参列したという情報は伝えられていない。空爆により負傷したとされるモジタバ師は最高指導者になって以来公の場に姿を見せていない。
約1週間にわたる葬儀の最終日、ハメネイ師の棺は故郷であるイラン北東部のマシャドに運ばれた。多くの人々が祈りをささげる中、モハマドバゲル・ガリバフ国会議長やハメネイ師の長男モスタファ氏らが霊廟に参列し、国営テレビでは参列者が棺の前で涙を流す様子が映し出された。
マシャドでは黒い服装の参列者が数多く集まり、ドナルド・トランプ米大統領への報復を訴えた。街中では「トランプ、お前を殺す」と書かれた英語のスローガンが掲げられた。
一方、イランと米国は停戦に合意していたが、今週に入り攻撃の応酬が激化している。イラン当局は米国の空爆により17人が死亡したと発表。地元メディアによると、米軍はイランの原子力発電所周辺やテヘランとマシャドを結ぶ鉄道も標的にしたと伝えた。
これに対しイランはクウェート、バーレーン、カタールの米軍関連施設などを標的にした攻撃を再開したと発表。ヨルダンではサイレンが鳴り響き、イランから発射された8発のミサイルを迎撃したと発表した。
双方による軍事行動の先行きが不透明な中、葬儀後に開催される見通しだった戦闘終結に向けた米国との協議が再開されるのか予断を許さない状況が続いている。(c)AFP