【7月10日 AFP】フランスのジャンノエル・バロ外相は9日、イランが米国との戦闘終結に向けた停戦の覚書に違反し、自ら米国の新たな攻撃を招いたとの見解を示した。

バロ氏は民放TF1の取材で米国の最新の攻撃について問われると、「オマーン沖を航行する船舶を標的にすることで、自らの義務および国際法に違反したのはイラン側だ」と指摘。

「イランは先月米国と結んだ覚書に違反した」と付け加え、米イラン両国に冷静な対応を呼び掛けた。

さらに、「これらの重要な交渉を可能な限り最善の条件で継続できるようにするため、この種の作戦的行動は絶対にやめなければならない」と付け加えた。

エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡をめぐる争いが続く中、米国とイランは9日、2日連続で攻撃の応酬を繰り広げた。

米軍はホルムズ海峡での商船攻撃に言及し、イランに対する最新の攻撃は「ホルムズ海峡における航行の自由を脅かす同国の能力」を標的としたものだと説明した。

一方、イラン側はクウェートとバーレーンにある米軍基地に対して攻撃を実施したと発表した。(c)AFP