韓国ハンファシステム、30トン級無人水上艇を進水…AI自律航行とグローバル規格検証で世界市場へ本格始動
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【07月10日 KOREA WAVE】韓国のハンファシステムが、独自開発した30トン級無人水上艇を進水させ、海上試験に着手した。未来の海軍における有人・無人複合戦闘体系への転換に合わせ、海洋無人体系技術の確保とグローバル市場進出を本格化する。
メガ・ニュース(MEGA News)のリュ・ウンジュ記者の取材によると、ハンファシステムは、自社投資で開発した30トン級無人水上艇を先月初め、釜山・加徳大橋付近で進水させた。この無人水上艇は釜山と巨済・長木港を行き来しながら、本格的な海上試験を進めている。
ハンファシステムは約700億ウォンを投入し、30トン級無人水上艇と、戦闘任務の遂行が可能な140トン級無人水上艇を順次開発している。今回進水した30トン級無人水上艇は、2027年末までAI基盤の自律航行技術とオープンアーキテクチャを検証するテストベッドとして活用される。
無人水上艇は、任務管理体系、統合機関制御体系、自律航行技術が結合されてこそ運用が可能だ。特にグローバル市場進出のためには、米海軍の無人海洋自律性アーキテクチャであるUMAA基準に合わせたソフトウェア構造の確保が重要だという。
ハンファシステムは、偵察用無人水上艇「海令」に適用した自律航行技術に基づき、国内規格基準での実証を終えており、今後、米海軍のUMAA標準に合わせたグローバル規格との互換性検証に乗り出す。AI技術を組み合わせ、障害物と標的を探知し、敵味方識別と追跡まで担う自律航行技術も高度化する。
実際の作戦環境を考慮した検証も進める。ハンファシステムは、船舶が密集する狭い水路での自律航行、高い波や強風条件下での安全運航、数百キロに及ぶ長距離自律航行など、高難度の試験に注力する。
戦闘用無人水上艇の開発も並行する。ハンファシステムは、艦艇戦闘体系(CMS)、統合機関制御体系(ECS)、自律航行技術を結合し、さまざまな武装と群集ドローンを搭載できる海洋戦闘プラットフォームを開発している。これにより、小型艦艇レベルの精密打撃と多目的任務遂行が可能な有人・無人複合体系(MUM-T)の基盤を構築する。
ハンファシステムは2026年末、自社開発中の140トン級無人水上艇の進水も推進する。30トン級の試験結果を基に、グローバル標準への対応能力と戦闘用無人水上艇技術を確保し、海洋防衛産業市場への進出に弾みをつける。
ハンファシステム海洋事業部のユ・ムンギ部長は「ハンファシステムは、韓国初の無人水上艇開発や群集無人水上艇開発に参加するなど、海洋無人体系の商用化に必要な技術力を蓄積してきた。グローバル標準とAI自律航行、指揮統制技術を内在化した無人水上艇によって、韓国の海洋防衛産業技術の領域を広げていきたい」と述べた。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News