リーマンショック以来「17年ぶりの歴史的ウォン安」…外食禁止、乗継便で耐える韓国人留学生の悲鳴
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【07月09日 KOREA WAVE】外国為替市場で歴史的なウォン安・ドル高が進行し、米国などに子どもを通わせる韓国人の留学生家庭や留学生本人の生活を直撃している。ウォン・ドル相場が1ドル=1550ウォン台にまで下落し、空港の両替所では1ドル=1600ウォンを超えるケースも出現。韓国からの送金に頼る留学生からは「生活を切り詰めるのも限界に近い」と悲鳴が上がっている。
ソウル外国為替市場で、ウォン・ドル相場は2日の昼間取引を1ドル=1555.8ウォンで終えた。終値ベースとしては、世界金融危機(リーマン・ショック)の爪痕が残っていた2009年3月5日以来、約17年3カ月ぶりのウォン安水準だ。前日(1525.6ウォン)に続く大幅なウォン下落となり、歯止めがかからない状態が続いている。
米インディアナ州の大学に留学している27歳の学生は、「米国の物価高にウォン安が重なり、学費や生活費のウォン建て換算額が跳ね上がった」と明かす。外食を一切やめて自炊に切り替え、チップを節約するために外食時はテイクアウトのみ。スーパーでのまとめ買いで食いつなぐ生活を続けており、「移動の際も直行便を諦め、何時間もかかる乗り継ぎ便を選んで耐えている」と語る。
また、米国で航空関連を専攻する別の学生(26)は、「学費が2万ドルの場合、為替が100ウォン動くだけで200万ウォン(約21万円)も負担が変わる」と指摘する。家賃などの固定費と食費だけで月に約50万ウォンの負担増になっており、楽しみにしていた旅行もすべてキャンセルしたという。
市場の専門家らは、このウォン安傾向が短期間で収束するのは難しいとみている。韓国国内の個人・法人による海外投資の拡大や、防衛的な外貨保有志向が根強いことがドル需要を押し上げているためだ。さらに、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げに慎重なタカ派姿勢や、堅調な米国経済の足取りもドル高に拍車をかけており、留学生を抱える家庭の苦悩は当面続きそうだ。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News