フランスに敗れたパラグアイの国会議員、エムバペ選手に人種差別的投稿 パリ検察庁が捜査
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【7月8日 AFP】フランスのパリ検察庁は7日、サッカーフランス代表の主将、キリアン・エムバペ選手に対する南米パラグアイの国会議員の人種差別的な投稿をめぐり、正式に捜査を開始したと発表した。
4日に行われたサッカーW杯(ワールドカップ)北中米大会決勝トーナメント2回戦で、フランスがパラグアイを1-0で破りベスト8進出を決めた後、パラグアイの主要野党・真正急進自由党所属のセレステ・アマリジャ議員はSNSでエムバペ選手について、「フランス人のふりをしているだけの植民地化されたカメルーン人。偏屈、成金、傲慢、醜悪だ」と投稿した。
フランスサッカー連盟(FFF)がオンラインヘイト撲滅センターに告訴したのを受け、パリ検察庁が捜査に踏み切った。
パリ検察庁は本事案について「被害者の実際の、または仮定の出自、民族、国籍、人種、もしくは宗教を理由に発せられたという事実によって加重された、公の場における侮辱罪」の容疑で捜査を開始した。
有罪となった場合、1年以下の拘禁刑および4万5000ユーロ(約830万円)の罰金が科される可能性がある。
アマリジャ議員の投稿は、各方面から広く非難されている。
エムバペ選手本人はアマリジャ氏について、「その職(国会議員)にふさわしくない」と述べた。
また、国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長は、エムバペ選手に向けられた人種差別的な投稿を「断固として非難する」と表明した。
これに先立ち7日、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)のタミーン・アルキータン報道官は、アマリジャ議員の投稿を「人種差別的で、人間の尊厳を奪うものだ」と非難した。(c)AFP