韓国で非正規から正規職への転換率13.5%…雇用の階段が狭まる
発信地:韓国
[
韓国・北朝鮮
]
このニュースをシェア
【07月07日 KOREA WAVE】韓国の労働市場で、非正規職から正規職への転換が難しくなり、雇用の「階段」が弱まっていることが分かった。韓国保健社会研究院の報告書によると、非正規職の正規職転換率は2023年に13.50%で、前年より3.76ポイント低下した。2011年の19.29%からも大きく下がった。
一方、非正規職が翌年も非正規職にとどまる割合は71.17%に上昇した。正規職が非正規職に変わる割合も11.43%となり、雇用形態の固定化が深まっている。
企業規模による移動も限られる。従業員300人未満の事業所の非正規職が、300人以上の事業所の正規職へ移った割合は6.06%に低下した。一方、300人以上の事業所内で非正規職から正規職に転換した割合は16.78%に上がり、大企業内部での転換に偏る傾向が見られた。
雇用労働省の別調査でも、2024年末の非正規職の正規職転換率は8.6%にとどまった。報告書は、良質な雇用の不足や労働市場の二重構造が、雇用と所得格差の固定化につながっていると分析した。
正規職転換の可能性は、学歴、性別、企業規模、勤続期間、年齢、幼少期の経済環境によって差があった。報告書は、企業の正規職転換負担を和らげ、非正規職の熟練度を高める支援や、求職活動と所得保障を組み合わせた制度強化が必要だと提言した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News