婚姻届直後に豹変した夫…韓国・糖尿病の薬を破棄、携帯を売却され監禁された妻と亡き母の「地獄の同居生活」
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【07月07日 KOREA WAVE】同居していた義理の母親を激しく暴行して殺害し、遺体をスーツケースに入れて川に遺棄したとして、殺人と死体遺棄などの罪に問われたチョ・ジェボク被告の公判が2日、大邱(テグ)地裁で開かれた。法廷には被告の妻であり、亡くなった被害者の娘が出廷。「母が“死にそうだからやめて”と命乞いしたが、夫は殴り続け、警察や病院への通報も妨害した」と、事件当時の凄惨な状況を涙ながらに証言した。
証人尋問に立った妻は、法廷でチョ被告を一貫して「あの男」と呼び、婚姻届を提出した直後から態度が急変したと明かした。出会って3〜4カ月ほどで「婚姻届を出せば生活保護費(基礎生活受給費)がもらえる」と言われて籍を入れたが、その後は激しい暴言と暴行が始まり、ターゲットは同居する母親にも及んだという。
事件直前、母親が食事をこぼしたことに激怒したチョ被告は、妻の制止を突き飛ばして母親の胸を蹴り、掃除機のパイプなどで激しい暴行を加えた。翌日、母親がベッドで失禁するとトイレへ引きずり込んでさらに暴行。意識を失った母親について妻が病院への搬送を求めたが、チョ被告は「病院に行けば誰が殴ったかバレる」として拒絶し、死亡を確認した後はスーツケースに遺体を詰めて市内の新川(シンチョン)へ遺棄した。
また、妻は自宅内にホームカメラを設置されて24時間監視されていたほか、携帯電話を勝手に売却され、親族との連絡や2人での外出も一切禁じられる監禁状態にあったと証言。糖尿病の母親の薬や、妻自身の持病(てんかん)の治療薬もチョ被告によって破棄され、「適切な治療を受けさせてもらえなかった」と訴えた。さらに、親子名義で無理やり借金をさせられ、生活保護費を含むすべての金銭を独占される経済的搾取も受けていたという。
検察側は経済的な犯行動機を立証するため、融資履歴や口座の取引明細などを証拠として提出。これに対しチョ被告は「通帳や融資は許可を得て使ったもので、強制ではない」と容疑を否認し、弁護側も「一緒に映画に行くなど監禁状態ではなかった」と反論した。
妻は「あの男には無期懲役になってほしいし、一刻も早く離婚したい」と厳罰を求め、被害者の夫も「人間として許されない行為。厳罰に処してほしい」と裁判所に強く訴えた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News