マクロン仏大統領訪問中のシリアで爆発、宿泊先のホテル近く 18人負傷
このニュースをシェア
【7月7日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン大統領が訪問中のシリアの首都ダマスカスで7日、滞在先のホテル近くで2度の爆発があり、少なくとも18人が負傷した。
AFPの記者らは、市内のホテル「フォーシーズンズ」の近くから煙が立ち上るのを目撃した。治安部隊は周辺の道路を封鎖し、救急車が現場へと急行した。
シリアの治安筋がAFPに語ったところによると、爆弾の一つはゴミ箱の中に、もう一つはホテルの近くに停まっていた車両に仕掛けられていたという。
シリア国営メディアによると、この爆発により警察官4人を含む18人が負傷した。
爆発発生当時、マクロン氏はすでにホテルを出発し、大統領府に向かっていた。AFPの記者は、マクロン氏がシリアのアハマド・シャラア大統領との会談のために大統領府に到着する様子を確認している。
ホテルの向かいにある観光省付近にいたAFPのカメラマンによると、現場周辺には緊迫した空気が漂い、厳重な警備が敷かれているという。
現場を目撃した会社員のハマム・ハムードさん(37歳)はAFPに対し、「交通警察官3人が地面に倒れて負傷しているのを見た。その後、現場から人が避難させられ、周囲の道路はすべて封鎖された」と語った。
仏大統領府は、マクロン氏の訪問は予定通り継続されることを明らかにした。マクロン氏は今回、バシャール・アサド政権崩壊後、初めてシリアを訪問した西側の指導者となった。
マクロン氏はシャラア氏と会談し、戦後復興について協議するとともに、市民社会の代表らとも面会した上で、改めてシリアの「団結」と「多様性」を呼びかける意向だと伝えられている。
ダマスカスでは今月2日にも爆発事件が発生し、10人が死亡している。(c)AFP